雪。
雪のすきなところは、白いところ。思えば、空から白いものが降るってへんなことだよな、とか思いながら、手に乗せたりする。
ぼくは奈良で育って、そこは盆地なので、ほとんど雪は振らないけど、一年に一度くらいは積もる。すると、やっぱり、世界の色が変わるのだ。
実際、白いし、でも白いだけじゃなくて、道が消えるのが好きだ。
いつも歩いている、というか「誰か」によって無意識に歩かされている遊歩道や道路の道が消えて、
どこを歩いてもいいんだぞって言われてるような感覚になる。
とかいってフラフラして、側溝に足を突っ込むのも当たり前なんだけど。
でも、桜でも花火でも一緒なんだけど、終わりを知ってるから楽しいんだろうな。
ずっと雪なのは、勘弁してもらいたいな。
そんな奈良県民の話。